鳩の対策

広島の原爆祈念行事には白い鳩たちがいっせいに飛び立ちます。鳩は、みなが願う平和の象徴とされます。しかし残念なことに、群れをつくり人を恐れない性格もあり、次々と道路や公共の場でたくさんのフンをし、多くの住民たちに迷惑をかける存在になっています。

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1980年代からだんだんと社会問題化してきたといわれています。鳩が大嫌いという方もいます。誤解がないよういうと、鳩に罪はありませんし、悪気があるわけではないでしょう。あとこれも意外と知られていませんが、駆除と称して、ハトにスプレーをしたり、殺害するのは避けましょう。法律違反で罰せられたり、最悪逮捕なんてことも、ないとはいえないからです。それを踏まえたうえで、上手に対策をするにはどうしたらよいでしょうか。

鳩の退治

鳩の被害で一番多いのが、マンションやアパートのベランダでされてしまう糞被害でしょう。臭いはありますし、洗濯物や布団などに付いてしまってはガックリします。アレルギーとか肌のかゆみといった病原菌の症状まで起こるとも限りません。あとは駅のプラットホームでの被害、駅前広場などでしょう。たとえば昔は(今はどうでしょうか)千葉県の松戸の西口の広場には、フンが一面に広がっていたのを見たことがあり、それは凄いものでした。ベランダで卵を産み付けられたという話もよく聞きます。

鳩よけには

まず鳩の駆除には、鳩の習性や生態を知る必要があります。乾燥したところが好きですが、体に傷が付くような場所は嫌いです。空から下り立つと、羽が傷つくような高さに糸をはることで駆除できた例があるそうです。バラやハーブといった香りも苦手のようです。それを利用した駆除製品が市販されていますから、利用すると良いでしょう。磁石といったものも苦手のようです。磁器の撃退製品もあります。釘山を作ってハトが止まらないようにするというやり方もいいでしょう。ただし釘と釘との感覚に注意しましょう。間が大きいと効果はありません。ただ、見た目がよろしくありませんから、一般の住居には不向きでしょう。電車の駅にしかできない対策かもしれません。えさをやらないという方法が、実は最も有効という話もあります。近くに神社や広い公園があったら、鳩にはえさをやらないよう、みなさんで呼びかけたり、協力しあうことが重要です。

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鳩の駆除

平和の象徴ともいわれる鳩は、場所と種類によってはふんの被害にあって害ともいえます。そんな鳩の対策について語ります