hivと健康診断について

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健康診断といえば、会社や学校が行なうことが連想されるわけですが、勝手な判断でhivの検査はできませんので、定期的な健康診断の一環として行なうことはまずありません。やるとしても本人の許可が必要です。一般にエイズの検査は、全国の保健所や医療機関が行ないます。

匿名で、そして無料で受けることができます。検査方法はウイルスDNA検査というものです。血液検査だけだと潜伏期間中(ウインドウ期間といいます)では感染の有り無しを判断できないのです。感染があったのに無しを判断したり、無いのにあったと判断を誤ることがあるため、現在はそのウイルスDNA検査が広く採用されているというわけです。

平日だけでなく夜間や休日でも受けられるところも都市部では増えてきているので、学校や会社の休みでも受けることができますね。結果は約1週間後でわかりますが、30分でわかるようになるところもあるようです。

ちなみに献血はhivの検査を兼ねているから献血しようと考えるのはやめましょう。たとえ陽性であっても本人に報告がありません。感染者の献血を防ぐためですが、そもそも本人にとって意味がありません。

hivの検査をいっしょに

恋人や婚約者がいる人で自分もしくは相手がエイズ感染者なのかどうか心配な方は、そうはいないと思いますが、慎重な方であれば、検査しておきたい(検査させたい、もしくはいっしょに検査したい)とおもうものでしょう。hivの検査について相手に誤解を生むことのないよう、お互い長く考えて将来の幸せために、お互いに十分話し合ったり、説得したりして受けたいものです。

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hivとは

hiv(ヒト免疫不全ウイルス)、いわゆるエイズは、日本では最近ニュースですっかり影を潜めてしまいましたが、完全に解決したわけではありません。全世界では5千万人患者がいるといわれ、アフリカが60%を占めています。今も増加傾向で日本も例外ではありません。

日本には約950件ほど報告がされていて、世界の水準に比べれば大きいものではないにしろ、それでも主に東京や大阪といった首都圏に微増の傾向がみられています。

薬の改良が目覚しいこともあってか、マスコミはエイズの現状をあまり報道しないようです(2008年9月)が、撲滅したわけではありませんから楽観することはできません。