腎臓とは

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腎臓といえば、尿を作り出す臓器ですね。それだけでなく、体の水分や体内の塩分を調節したり、余分な老廃物を排除する役割もあります。ヒトの腎臓は、ソラマメのような形をしていて、2つで一対、腹の裏側にあります。

腎臓の病気

腎臓の病気には、いろいろあります。全体の半分以下に機能が低下する腎不全。大量のたんぱく尿が出るネフローゼ症候群。糸球体が炎症を起こした原発性糸球体疾患(腎炎)。腎臓全体の炎症である続発性糸球体疾患(腎炎)などさまざまです。腎臓の病気は一度なってしまうと、治すのがとても難しいといわれています。そのため、悪化を防ぐ治療ということになります。病気になってしまった場合の食事はどうすればいいのでしょうか。

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腎臓病の食事

体全体のバランスを崩すような体になってしまうわけですから、いろいろな制限があるわけで、塩分、カロリー、カリウム、蛋白質を制限した食事となります。ということは、一般の食事とはかけ離れた味、ということになり大変だとおもいますが、たくさんの方が工夫しています。野菜は、時間かけて煮込んだり、ゆでたりして料理します。カリウムを抑えるためです。カリウムが体にたまると心臓に悪影響を及ぼします。青汁なんてだめですよ。しょうゆはうすめ。ごはんは一杯の三分の一。補助食品もいろいろでていまして、キッセイ薬品工業さんから「マクトンゼロパウダー」という、たんぱく質がほとんどない粉末の油脂が販売されています。料理するときにいろいろと調味料のようにつかえるので、専門の方に相談しつつ、一度試してみると良いでしょう。腎臓食と言われるものもあります。

腎臓によい食事を

ということで、腎臓の病気にならないためには、正しい食事が必要です。タンパク質を取り過ぎないことです。老廃物がでやすいの注意です。塩分も気をつけましょう。体のむくみが起こり、また高血圧にもなりやすくなります。最近はダイエットで糖分と油脂系の食事をあえて控える風潮がありますが、とても少ないのも問題です。体の調節機能が低下するので、余計な塩分などや老廃物の排出がうまくいかないという落とし穴がありますよ。腎臓は水分が不足すると結構負担なものなので、水分は十分に取ることです。

腎臓の働きのために

あとついでに適度や運動がやはり必要です。毎日少しずつでもいいから、数十分のウォーキングなどしましょう。過労も腎臓によくありません。適度な休息が必要です。体のひえも良くありません。半身浴なんてお勧めですよ。