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害のあるカビ
カビは微生物の集まったものの総称で、種類は5万ともいわれています。カマンベールのチーズや味噌など食料に利用されているカビもあれば、食中毒や下痢などを起こす害のあるカビもあります。ここで5万種類を紹介するのも大変なので、どんなものにどんなカビが生える(使われる)のか、記して置きましょう。
・室内の塗装面、ビニールクロスやプラスチック・・・・・・アルテナリア(ススカビ)
・浴室、洗面所、台所・・・・・・クラドスポリウム(クロカビ
・食パン・餅・・・・・・アスペルギルス
・犬や猫のペット・・・・・・ミクロスポルム カニス(イヌ小胞子菌)
・青畳のカビ・・・・・・ペニシリウム フレクエンタンス
逆に発酵に使われるカビなど
害のあるカビがある一方、食料作りに欠かせないカビもあり、たとえばチーズは熟成させるとカビや酵素がたんぱく質を分解してアミノ酸になり、それがうまい味となってできあがるというわけです。
・醸造(日本酒、味噌、醤油)・・・・・・アスペルギルス
・白かびタイプのチ−ズ(カマンベールやブリー)・・・・・・アスペルギルス カマンベリテイなど
・青かびタイプのチ−ズ(ロックフォール,ゴルゴンゾーラなど)・・・・・・
カビ対策には換気を
空気中には、何百というたくさんのカビの胞子が浮遊しています。大げさに言うと私たちの生活はカビに囲まれて暮らしているようなものです。一番心がけたいのは、部屋の中をこまめに換気することです。窓は最低10分ぐらい開けることをお勧めします。
カビと風呂
カビは湿気があるところが大好きです。お風呂などに細かく付いている黒いものはカビです。いつも風呂を出る時は、壁についた石鹸や水分を落としてから出ることを進めます。できれば天井もです。そして出たら換気扇をすることを忘れないように。でないとこもったままで、カビの繁殖がすすみ、衛生によくありません。カビを除去するには、やはりカビ取り剤(カビキラーなど)をつかいます。