紅屋重正の大手饅頭
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新潟は長岡市に代々銘菓といわれる菓子屋に紅屋重正(べにやしげまさ)という酒饅頭があります。
19世紀初頭に創業した200年の老舗の菓子屋です。紅屋重正という人が長岡城の大手門前に藩御用達店として構えたことからつけられました。
中身のあんこは小豆は北海道産、黒糖は沖縄産、もち米は越後産、お酒の風味は吉乃川の酒糀という厳選された食材がうまくミックスされています。酒まんじゅうということで、お口にいれれば日本酒の香りが広がり、あんこがとても上品な甘さ、生地もふんわりしているという全体のハーモニーが絶妙なバランスという一品です。
皮が硬くなりやすく、蒸し直しや焼きや揚げることもできるそうです。これが江戸時代から代々伝統の味として受け継がれているのです。一つ120円。新潟の長岡市に言ったら紅屋重正。おぼえておきましょー
伊部屋の大手饅頭
そしてもう一つ。岡山県で創業は江戸時代天保8年(1837年)という「伊部屋 大手饅頭」です。岡山というと吉備団子を連想する方も多いと思いますが。地元の方によると、この大手饅頭こそが地元自慢の菓子なのです。
岡山城付近に創業し藩の御用達という点は、紅屋重正と同じです。皮の生地は薄くて、ほとんど中がアンコという贅沢さ。見た目は餡子玉じゃないかと間違えてしまいます。
岡山へ行く機会がありましたらぜひお土産は大手饅頭を、ということですね。東京や大阪などの大都市でも購入可能ですが、数に限りがあるとおもいますから「伊部屋」さんのホームページから直接ネット予約・購入すると良いでしょう。